部活日誌

2015年05月23日
おはようございます。
学年別大会まであと14日。
今日から試験後の練習開始です。
積み重ねてきたものがまた一度崩れました。部員の動きを見ていても、基礎からしっかりやりこむ必要がありそうです。
この試験期間でもたくさんの新しい理論を学びました。
これまで読んできた数えきれないほどの論文や、様々なスポーツ選手たちの研究が、最終的に1つの理論と結びつく瞬間を経験しました。
きちんと伝えるためには時間が必要となりそうですが、まとめると、やはり人間の可能性は無限にあり、それは体と結びつくものではなく、心と結びつくものであることが確認できました。
自分の限界を超えるために必要なものは、自分の心の弱さに打ち克つための考え方。日頃の生活でどれだけ自分に厳しくできるか、都合の悪いことから逃げずにやり遂げられるかが、何年分もの練習を超える結果をもたらすことが発見されたのです。
このところ学校のルールをきちんと守ること、自分を律することなどを厳しく要求してきましたが、こうすれば速くなると言われた時、君たちの覚悟はどうですか。

そして人は、社会的な生き物です。
誰かとつながることで強くなり、
誰かのために何かしようとするときに最大の力を発揮できるのです。
4継に出て初めてチームのために走るということを学ぶのではなく、
駅伝に出て初めて仲間のために1秒を削るということを実感するのではなく、
今、この瞬間からそうした意識を持って残りの日々を過ごしてほしい。
今日、たまたま部室で見つけたこの色紙からは、そうした意識を持って走り続けた日々の重みと、
同じ目標に向かって走り続けた最高に楽しかった日々を思い出しました。
たった1秒のために全てをかけて挑み続け、
たった1秒届かなかった学年から、君たちへの贈り物です。


<練習ベスト更新者>
1000×3

1000×2
岩橋、宮越、藤原(初)、白石、神田、茅原(初)

<セカンドベスト>
1000×3
渡辺(啓)、横田
2015年05月12日
おはようございます。
今日はTTでした。
緊張感漂う部員達の雰囲気からもこの日にかけてきた想いが伝わってきます。
この日に想いを懸けた分だけ、今日は特別な日となったはずです。
結果が良くても、悪くても。
こんなに何かに一生懸命になれることはなかなかありません。
誰かと競うのでもなく、ただひたすら自分自身に勝ちたいという特別な競技。
自分のことを一番よく知っている人間だからこそ、弱いところも、強いところも含めて最大のライバルです。
自分の限界に挑戦しようとする日々。
全力を出すことなんて、陸上部に入らなければなかったことかもしれません。
だからこそ、ありったけの想いを懸けて、駆け抜けろ。
Seize the day.

<TT結果>
800 
男子
 白石 2分09秒54(TTベスト)
女子
 神田 2分39秒49(初)

1500
男子
 水上 5分02秒40(TTベスト)
女子
 岩橋 5分17秒60(TTベスト)
 宮越 6分29秒52(初)
 武内 6分34秒89(初)

3000
男子
 平  10分36秒43(初)
小畑 10分43秒85(初)
女子
 渡辺(莉) 12分56秒16(TTセカンドベスト)

5000
男子
 横田    17分33秒01(PB更新)
 渡辺(啓) 18分11秒95(TTベスト)

4×100mR
男子
 白石→田中→吉田→野村 DNF
女子
 北川→保谷→岩崎→林 59秒67(初)
2015年05月11日
おはようございます。
今日は短距離200TTでした。
冷たい風が強く吹く中でしたが、これまでの練習の成果を確認できるものとなりました。
中・長も明日のTTに向けて順調な仕上がりです。
1年生はまだわからないこともたくさんあるなかでのTTなので、気楽にやってもらいたいと思います。
明日のTTが終わると、試験前の部活禁止期間になります。
思い残すことがないように、走りまくりましょう。

<200TT>
野村 23秒98(ベスト更新)
田中 24秒66(ベスト更新)
吉田 25秒06(ベスト更新)

木寺 26秒54(ベスト更新)
保谷 30秒30(セカンドベスト)
岩崎 31秒50(セカンドベスト)
林   32秒26(ベスト更新)
北川 32秒47(ベスト更新)
2015年05月09日
おはようございます。
今日は短距離はTTをやりました。
大会を想定してのTT、昨日のようにプレッシャーのない中で走るのとは違います。タイムを出さなくてはいけないという意識があるなかで、自分の最適なactivation level をコントロールすることができるかどうか。トラックはdirt(土)トラックです。条件としては大会よりも厳しい状況のなかで、どう自分の気持ちを作っていくか。一緒に走るメンバーを仮想ライバル校とイメージすることができた人ほど、より実践の練習となり、より結果を出すのが難しかったことだと思います。
こうして学んでいくしかないのです。
試合の経験を試合でしかできないのでは、試合に慣れる頃には高校最後のレースになってしまいます。
毎回のTTを試合のように。
中・長は疲労取りの合間の刺激練習でした。長距離は余裕のあるペースに身体を馴らしていく、中距離は本番をイメージした実践的な追い込み。どちらも、イメージした通りの良い練習ができていました。
練習後、中距離のメンバーのプライオメトリクスを見ていたら、先輩が後輩にきちんと見本を示すことができている成長した部分を見ることができました。が、それぞれの動きの中で基本の部分が抜け落ちているところがありました。修正してからもう一度やると、みんなハムストリングスを押さえはじめました。プライオメトリクスは最上級のトレーニングです。爆発力を養うトレーニング。筋肉が疲労しているときにやると怪我をする恐れがあるほどの負荷をかけてやります。きちんとやれば、最後歩くこともきつくなるはずなのです。こういうところも一つずつきちんと基本にかえってやるようにすれば、1か月後にはきっとまた違った自分がいるはずです。

<100TT>井の頭dirt track アップシューズ
野村 12秒20
田中 13秒00
吉田 13秒25

木寺 13秒80
保谷 14秒67
岩崎 15秒09
林   15秒65
北川 16秒44

<練習ベスト更新者>
1000×3
小畑、平
1000×2
岩橋、神田、二条、宮越、武内

<サードベスト>
1000×3
渡辺(莉)
2015年05月08日
おはようございます。
4月はいろんなことがありました。
上手くいかないこともたくさんありました。部員それぞれがこれまでになかったストレスを心に抱えながら、陸上と向き合ってきました。
陸上ときちんと向き合おうとすると、
部活というものについて考えると、
チームというものを作ろうとすると、
楽しいことばかりではなく、つらいことや、悲しいこととも向き合わなくてはいけなくなります。
心のバランスが崩れて、体調を崩す部員も出てきました。
僕もその一人です。
ただ、単純に楽しく走りたいだけなのに、前に進もうとしてもなかなか前に進めない日々が続きました。
前に進んでいる実感がない今だからこそ、僕は部員達に言いました。
走ることを楽しもう。
今、背負っているものを一度置いて、今日この日、この一瞬にだけ集中し、走ることの気持ちよさを感じながら練習をしよう。
空はこんなに澄んでいて、涼しい。周りを見渡せば、木々が青々と茂っている。
こんな絶好の環境で、仲間と一緒に走る。
楽しくないはずがない。
基本に戻ろう。
そう言って、部活を始めました。

前に進んでいる感じがしないときこそ、信じて前だけをみて進まなければいけない。
そういうときこそ、頑張るだけの価値がある。

<練習ベスト更新者>
100
野村、田中、吉田、岩崎、北川、保谷、林(メニュー参加者全員ベスト更新)
SG4
渡辺(啓)、平、渡辺(莉)、近藤、水上、二条、宮越(初)、武内(初)、茅原(初)、神田

<セカンドベスト>
横田、白石
2015年05月07日
おはようございます。
今日は中距離が短距離のメニューに合流しての練習でした。
ブロック間の壁もずいぶんとなくなってきました。
張り切りすぎた中距離ブロックの勢いにつられて、テンポ走が全力走のようになってしまいましたが、無事それを乗り切ったメンバーは150の後半走をしっかりとこちらの意図通りやりきることができました。
長距離は一度しっかり疲労を落とす時期です。10Kジョグしながら体が自然とペースをあげたくてしょうがない状態になるまで我慢しましょう。調子が戻ってきたときには、体から何らかのサインが出るはずです。その微妙なサインを気づける感覚を磨きましょう。

1か月後の学年別大会、1年生にとってはデビュー戦、2年生にとっては自分の位置を把握する大切な機会、3年生にとっては3年間の努力の結晶が入賞という形で結ばれるかどうかの大勝負。
あと1カ月あれば、どこまで成長できるか。
新しく生まれ変わりつつある法政大学高校陸上部の可能性は∞です。
2015年05月04日
おはようございます。
今日も集中した良い練習ができました。
今日は大学で駅伝部に所属している飯盛君が来てくれました。丸田コーチ、そしてマネージャー見学の1年生も来てくれました。

そんな中、短距離は100を20本、中・長は5・3・1のトリプルメニューとなりました。
暑さが心配でしたが、風が涼しく強く吹いてくれたおかげで、何とか無事終了。
部員一人ひとりの追い込み具合も程よいマックスまであげることができました。
今日の練習は、今後に繋がる良い練習となったと実感しています。
明後日は、武蔵野陸上競技場での練習。井の頭でこれだけの練習ができたのだから、条件が整っている武蔵野での練習は期待できます。

<練習ベスト更新者>
2000
茅原、渡辺(莉)
1200
水上
1000
渡辺(莉)
800
水上
600
茅原

<サードベスト>
5000
横田
1000
茅原、横田
2015年05月02日
おはようございます。
今日は高橋さんが来てくれました。
現役のころから元気印だったので、後輩たちにも気さくに声をかけてくれました。
短距離の指導を本格的にしてから、なかなか1年生の細かなところまで指導できません。
心拍数の計り方など基本的なことも直接一緒にやってあげないと最初は分からないものなので、そういう部分を今日来てくれた高橋さんにお願いしました。
マネージャーも三浦さんと平野さんがやってくれていますが、到底二人では回しきれません。この頃は二人が走っている姿もよく見るようになりました。みんなで助け合っていかないと回って行かないということは、逆に言えばそれだけ大きなチームになった証拠でもあります。
大きなチームになれば、一人ひとりが担っている役割の部分も自覚して行動しないと、結局誰も本気を出さない状態に陥ります。これを心理学では集団的手抜きと言います。誰かが頑張るから自分は力を出さなくても大丈夫だろうという意識が、気づかないところで働いているのです。
自分が部活を作っているのだという意識を一人ひとりが持たないと部活の絆は作れません。
一人ひとりの力が必要です。
2015年05月01日
おはようございます。
今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。
天気も良く、暑さに慣れていくのにちょうど良い感じとなりました。
短距離は練習メニューを一新したので、これまでと同じ意識では練習が終わりません。テキパキ行動するように注意しました。
中・長は暑い中でのロングジョグ。10Kという距離は1年生にとっては未知の世界。それでもこれを繰り返しているうちに、10Kジョグをすることで体の疲労回復ができるようになってきます。
1年生は特に周りと比較したり、先輩と比較したりすることで最初は自分が何もできないような錯覚に陥るかもしれません。でも、大丈夫。これまでの経験、そして成長した今のこのチームで3年間練習を順調に積むことができれば、みんなに都大会の可能性があります。大切なことは、負けたくないという気持ちを持ち、努力を続け、そのうえで自分の弱さを認めていちいち落ち込まないことです。前を向いて、笑顔で何事にも取り組んでいった人に、勝利の女神は微笑み返してくれるのです。
短距離は大切な大会シーズン。今が一番頑張る時です。時間を1秒も無駄にすることがないよう、練習する、しっかり休む、考える、練習する、栄養を考えて食べる、しっかり休む、考える、鍛える、お風呂でマッサージする、出てからストレッチする、陸上日誌を書く、明日の練習の準備をする、明日の練習のポイントを整理する、9時には寝る、6時には起きる、こうした生活を毎日継続できた人が結果が出ないなんてことは絶対にありません。欲しいものがあるのなら、全力で取り組むこと。

<練習ベスト更新者>
80加速40
野村、田中、吉田、北川
2015年04月30日
おはようございます。
4月が終わろうとしています。
いろんなことのあった1カ月でした。
思うように1年生が入らず、このままで行くことの限界を思い知ったこともありました。
総体予選では、初めて誰一人として突破することができないという経験もしました。
それでも、今日新たに2名のメンバーが入ってくれ、これで1年生は7人になりました。
少しずつ前進しています。最後の最後まで望みを捨てず、イメージしている最高の形となるまでやるしかないです。
今日は丸田コーチに来てもらい、新チームに向けての話合いの上で必要となる経験を伝えてもらいました。
僕たちが経験した痛みが、今の部員達の助けとなるように。
同じ失敗は繰り返しません。
そういう決意を持って始まった今日の部活でした。
短距離、中距離、長距離、それぞれが明確な目的を持って練習しているのを感じられた最高の一日となりました。
つい数日前までは一歩先さえ見えないような感覚もありましたが、こんな日もある。
上手くいかないときもあれば、急に視界が開ける日もある。
大切なのは、上手くいかないからという言い訳をして諦めないこと。どうすれば上手くいくんだろうと考え続けることです。

<練習ベスト更新者>
250
木寺、吉田、保谷
400×20
渡辺(啓)、渡辺(莉)
400×10
岩橋、水上、白石、茅原(初)、神田(初)

<セカンドベスト>
250
田中、岩崎
2015年04月29日
おはようございます。
恐らく今日か明日、ホームページのカウンターが10万を超えます。
大きな変更をすることにしました→歴代記録下参照

昨日の練習
<セカンドベスト>
1000×5
近藤

<サードベスト>
1000×5
渡辺(莉)
2015年04月28日
おはようございます。
今日は短距離、中距離のメンバーに走る上での身につけなくてはいけない技術の練習を先に行いました。速く走ることができているメンバーでも、技術が足りていない部分はたくさんあります。それらが改善されたとき、準決勝敗退から決勝メンバーへと変わっていくでしょう。
久しぶりとなる井の頭トラックでの練習。
他校のメンバーもたくさん井の頭トラックに集まりました。ライバルでありつつ、懐かしい感じもします。
僕たちの頑張りを見続けてくれている人からも声をかけられました。今年は何人入った?男子は二人だけです。僕と同じ気持ちで受け止めてくれました。法政が三鷹に愛されるチームになりたいと願って5年目。僕たちの姿勢が認めてもらえたからこそ、もっともっとチームとしても強くなってもらいたいという気持ちを持って下さるのだと思います。4継、駅伝に怪我人が出ても安心してメンバーが組めるだけの人数を揃えることはできないのでしょうか。考えられるだけの努力は続けてきました。
努力は必ず報われる。
それがいつになるのかわからないだけ。
進んでも進んでも、前に進んでいる感じがしないときでも、たった1ミリでも進み続ければ、気づくと結構進んでいるもの。
そう信じて、とにかく今できることをやるのみです。
それは部活を指導する僕の姿勢であり、
陸上と向かい合う度にぶつかる大きな壁を前に、君たちにも持ち続けてほしい心です。
夢が見れないときこそ、大きな夢を描こう。
2015年04月27日
おはようございます。
今日は中3の見学者が一人、高1の見学者が二人来てくれました。
そしてチームは新しいことに挑戦。1年生はブロック関係なしに走りの基礎を固め、短距離は新しい方法での4継の練習をしました。
新しい技術の習得には長い時間がかかりますが、この方法が完全に身につけば、その日の調子に左右されることなく、必ずバトンは繋がり、後半にかけてスピードを上げていけるという100M、200Mの走り方も身につけることができます。前半勝負型から、レース全体での勝負、後半勝負というのは、法政高校陸上部の神髄となっていきます。これまでは中・長で実践してきましたが、短距離でもペースコントロールという概念が必要だと学び、確信を持ちました。しっかり準備して臨むことができれば、これまでのドキドキした状態ではなく、ワクワクした状態でレースを迎えることができるはずです。スキッピングの技術と並行して習得する必要があるので、やるべきことはたくさんあります。
でも、やるべきことがたくさんあるということは、それだけ成長する可能性があるということです。
可能性がある限り、僕たちは前を向くことができます。
2015年04月26日
おはようございます。
総体支部予選2日目です。
総体支部予選2日目結果

今日は僕が不在の中での戦いでした。
見れない分、いろんなことを想いました。
僕の指示が不十分だったために逃したチャンスもたくさんあったと思っています。
3000Mを走ってたった1秒の差で都大会を逃した部員もいました。
事前の説明がわかりづらかったのだと思いました。僕のイメージ通りいけば、また結果も違ったかもしれません。
でも、同時にこうも思います。
僕ばかり、一生懸命バタバタやって空周りしていても仕方ない。
結局、走るのは僕ではなく、部員だからです。
この1年間の努力の差で負けたのです。君たちの甘え全てがこの結果を生んだのです。
まず、そのことを受け止めなければいけません。
陸上よりも優先したことがたくさんあったはずです。
でも、今日、一緒に都大会を目指して競ったライバルたちは、陸上を優先していたはずです。
君たちが遊んでいるとき、ライバルたちは努力を続けてきました。
部活を休むことなんて1回もなかったはずです。
そういうメンバーのみが立ち入ることを許されるのが、都大会の舞台だということです。
そして、何より、練習の時から負けたくない、という強い気持ちがあったはずです。だからこそ、つらい練習でも、その練習に意義を見出すことができ、誰にも負けたくない、強くなりたいという気持ちが強くなればなるほど、きっと「誰かに陸上を教えてほしい」と痛烈に思ったはずです。
君たちには陸上を教えてくれる顧問がいます。
でも、そのことを渇望しているわけではありませんでした。
「陸上についてもっともっと知りたい、速くなりたい」
心の底からそういう想いがあった時、僕が話すことの全てを実践しようとする信頼が生まれます。僕がどういう人間かではなく、好きか、嫌いかというとこではなく、自分にとって必要な人だから全て信じてついていこう、という強い決意が必要です。
この期に及んでまだ僕に対する感情論がどうのこうのと思う人は、自分が弱い、ということを自覚していません。負けるのが大嫌いで、でも、実際今の自分は弱い、誰でもいい、自分を強くしてほしいという気持ちが本当にあるのなら、例えこの草を食べたら速くなると言われたとしてもその草を食べるくらいの覚悟が必要だとマラソンの瀬古監督は言っています。
信じてやらなければ、どんなに効果があるトレーニングでも効果は半減します。場合によってはマイナスになることもあります。
僕のことを信じてほしいのではなく、君たちが強くなるために必要なことだから、信じてほしいと思うのです。
そして、もう一つ必要なこと、それは感謝の気持ちを持つことです。
昨日、大会を引率した僕に対して、ありがとうございました、と言った部員は一人でもいたでしょうか。昨日だけではありません。これまでずっとです。大会を引率してくれてありがたいな、いつも練習を組んでくれてありがたいな、メニューまで個人の分を組んでくれてありがたいな、そういう感謝の気持ちがなくて、どうして強くなることができるのでしょうか。人間は社会的な生き物なのです。
つまり、自分のために強くなるのには限界があるのです。
人が本当に強くなれるのは、誰かのために力を発揮しようとした時です。
どの競技でも関東大会、全国大会レベルの選手たちが口をそろえて言うのは、お世話になった監督のために恩返しがしたい、先生のために勝ちたいという言葉です。一昨年前にうちを見学に来た県大会入賞レベルの800M女子の子も、全くの素人からスタートして決して強くない部活の中で頭角を現し、最後はたった一人県大会入賞を果たしました。彼女が他の部員と違った点はただ一つ、顧問の先生を喜ばせたいという気持ちが他の部員より強かったからです。
僕はこれまで自分が言うと恩着せがましくなるからと思って指導すべきタイミングを逃してきてしまいました。でも、それでは結局最後に君たちが困ることになるということに気づきました。昨日応援に来てくれた飯盛先輩も、僕がそういう部分での指導を十分にしなかったため、今、大変苦労しています。
もう一度、一つ一つ見直していきましょう。マナーについて、目上の人に対する礼儀について、ルールについて、面倒くさいこと、窮屈に感じることから逃れようとしていてはいつまでたっても、自分の弱さは改善されません。
注意されるからやるのではなく、弱い自分を克服し、自分が目指す目標を達成できる自分になるために守るのです。

君たちの総体は終わりました。全国への挑戦は、もうありません。
明日から、新しい体制で部活を始めたいと思います。
もう二度とこんな苦しい想いをすることがないように。
狙った舞台に必ず立てるように。
そのためにできる全ての努力をしていきましょう。

2015年04月25日
おはようございます。
今日は総体支部予選でした。
総体支部予選結果
総体支部予選の様子

今日は沢山の応援が来てくれました。
去年までここで戦っていたメンバーです。圧倒的な高校陸上大会の熱気に懐かしさを感じていました。
観戦していると、隣に来た女性がまず最初に競技場の大観衆にびっくりして凄いと言っていました。その後も男子の1500を見ながらかっこいいを連発していました。
陸上部って、走るだけでしょ?と良く言われますが、走るということを専門的に極めようとしている高校生達が都内にどれほど沢山いるのかわかっていません。
一人一人が物凄い熱気を持っていて、大会の雰囲気は初めて見た人の度肝を抜くこと間違いなしです。
もっと沢山の人に陸上を知ってもらいたい、切実な願いです。

昨年の秋以降、陸上部は変わりました。僕自身も、専門的に短距離を指導できるように勉強を積みました。
僕達は前進し続けました。
その結果が今日の快進撃だったと思います。
しかし、まだまだ教えられていないことの方が多く、雨の中での4継では基礎力の差が出ました。解決法は見えています。
明日も前に進もう。
君たちには可能性が溢れている。
2015年04月24日
おはようございます。
新しく入部届を出してくれた人が一人と、入部すると言ってくれた人が一人。まだまだ来週も動きがありそうです。諦めさえしなければ、前に進むことはできるのです。

今日、試合前の最終調整が終わりました。
まだ自分の調子がいいのか、悪いのか、大会に合わせてコンディションを作るために何をすべきなのかわからないときは、いろいろと細かな指示もしてきましたが、総体予選を迎える今の部員達には、自分の体としっかり対話をしてほしいと思います。最後の調整は、本人にしかわかりません。この日だけは、部員達に全てまかせます。
ブロック間の壁をなくす、これは陸上部がチームとなる上で一番難しい課題だと思います。でも、その第一歩としては、最初の指導を一緒にすることなのではないかと考えています。今日は2,3年生は各自での調整だったので、1年生をまとめて基本から指導しました。走らせてみるとある程度走れてしまうのですが、一つ一つの動きを確認していくと基礎が全くできていないものです。それでも走れるのですから、基礎を一つ一つ改善していったらどれほど速く走れるようになるのか、今から楽しみです。今日やったことだけでもきっと、走っている本人たちは手ごたえを感じたはずです。
調子を落としている部員がいます。
今日の練習が終わった後、試合に出るのが怖いと正直に打ち明けてくれました。
苅部先生が言っていました。全日本選手権で優勝した選手も、試合前は不安になり、試合に出たくないと弱気になる。絶対無理だと言っていたのに、いざ走ってみたら記録を更新して優勝してしまったと。
僕もレース前は不安になります。朝は足が痛くなっていればいいのに、と思うこともあります。雨が降ってくれないかとか、いろんなことを思います。
誰だって自分の弱さなんて知りたくない。
でも、そんな時に僕の背中を押してくれるのは、レースを楽しみたい、自分がやってきたことを試したいという気持ちです。
陸上は厳しいスポーツです。自分の不安を背負って一緒にプレーしてくれる人もいなければ、自分の代わりに誰かがスパイクを決めてくれることもありません。
走る時は一人なのです。
忘れてはいけないのは、このレースの結果で君たちの価値が決まるわけではないということ。
負けたくないのは自分自身、君たちの結果を一番気にしているのは誰でもない、君たち自身なのです。
陸上は自分との戦いです。
自分の弱さと向かい合い、その弱さを遥かに上回る負けず嫌い魂で戦うのです。
君たちは明日、明後日と一人で走ることになりますが、他のどの学校の部員も持っていないものを持って走ることになるでしょう。

法政プライドです。
2015年04月23日
おはようございます。
今を生きつつ、未来を見据える。
今年集まってくれた1年生たちのひたむきさを見るたびに、チームとして成立する人数を何とか集められないものかと一人焦る日々。
夜もいろいろ考えているとよく寝られません。
でも、そういう中でも陸上部が前に進み続けてさえいれば、今いる場所から動き続けてさえいれば、新たな景色は見えてきます。
今日は合計で4名の見学者が来てくれました。
そして場所は7カ月ぶりの井の頭トラック。
井の頭トラックも様変わりしましたが、あの頃の僕たちと今の僕たちとを比べたら、むしろ変わったのは僕たちの方です。
アップの仕方から、練習に対する意識まで、いろんなことが変わりました。
ホームトラックを失うという圧倒的に不利な状況にも負けることなく、7カ月間、前へ進み続けました。
今の僕には、2年、3年の部員が半年後までに達成する記録の数々がはっきりと目に映っています。
そして昨夜はイメージできなかった1年生の今後も、今ならイメージすることができます。
去年、都駅伝が終わった時には今年のチームが想像できなかったように、今の僕たちから半年後の僕たちを想像することは本当の意味ではできません。
なぜなら、僕たちの姿はいつだって、想像を上回っているからです。
いつだって、可能性を超えるのです。
総体支部予選まであと2日。
2015年04月21日
おはようございます。
総体支部予選まであと4日。

自分の中で明確に描けることは必ず再現できます。
今週末のレースで自分がどうなっているか、君たちの中に良いイメージが描けたでしょうか。
入部を決めた1年生中長3人も、走るごとに成長が見られます。1年生短距離は今のところ女子が1名ですが、足が高く上がる良い筋肉を持っていると思います。走り方は4人ともまだまだ改善の余地があり、1年生の戦いも始まっています。
Sport would not be a sport if challenge wasn't there.
So, enjoy the challenge if it hurts your body or your mind.

<TT>
100M
野村 11秒85
吉田 12秒51(PB更新)
田中 12秒52

木寺 13秒01(PB更新)
須藤 13秒61
北川 15秒21
林   15秒84(初)

200M
野村 24秒95
田中 26秒06
吉田 26秒93(セカンドベスト)

木寺 27秒61

SG4
<練習ベスト更新>
渡辺(啓)、渡辺(莉)、岩橋、水上、白石

保護者の皆様へ
今週土曜日15時30分より短距離チーム戦である4継が行われます。その他種目の時間など詳しくは高体連リンクより5・6支部を選択していただき、総体支部予選会のところでご覧ください。応援の程、よろしくお願いします。

2015年04月20日
おはようございます。
総体支部予選まであと5日。
今日は短距離志望の男子が2名来てくれました。二人とも中学からの経験者です。
今年の見学に来てくれる生徒たちはみんな非常に物事を一生懸命やろうとする意欲が高く、その分、いろいろな選択肢があるために迷いも大きいようです。
今日は生憎の雨&風の中での練習となりました。
中長の部員は天候をものともせずメニューに集中できていましたが、短距離の女子部員を中心に天候に気持ちで負けてしまっていました。
逆サイドを見れば、同じ条件の中でも練習に集中して取り組んでいる他校の生徒たちの姿があり、残念な練習となってしまいました。
短距離は寒さの中で練習できない?そんなことはありません。法政大学の短距離メンバーはもっと氷が張るくらいの寒い時期に今日のような雨天の中でもガンガンに走っていました。
陸上は雷が鳴ってさえいなければどんな天気でも競技は行われます。フィールドでは子供たちがサッカーもしていました。風邪をひく、その可能性は否定できません。でも、風邪を引く可能性は別に雨の中練習していなくてもあるはずです。でも、僕は風邪をひきません。結果として風邪をひくことはあっても、寒い中練習をしたからとか、濡れたからということで風邪をひくとは思っていないからです。雨の中で練習したら風邪をひくのだったら、サッカー選手は1年のうち何回風邪をひくのでしょうか。
彼らは風邪をひきません。
何故なら、練習に集中しているからです。その1回1回の練習で得ようとしているものがあるからです。以前、本田選手の合宿での様子を見せた時にも、子供たちが物凄い雨の中で本田選手から「やめる?」と聞かれたときに「やる!」と答えていた場面を見たはずです。そういう場面からでも、たとえ子供たちからでさえ何かを学ぼうとする姿勢がなければ成長しないのです。
天気が悪いのは誰のせいでもありません。
誰だって気持ちの良い天気の中で練習したいのです。
でも、僕たちにとって、今日は特別な日だったはずです。
どんな天気であったとしても、自分たちが信じたメニューをしなければ、悔いが残る。
そういう気持ちがあるかどうかです。
少なくとも、ホームストレート側で練習していた学校の部員達にはその気概がありました。
気持ちで負けている人はメニューをしなくていい、風邪ひかないように早く帰れと言ったのはそういう意味です。
気持ちで負けていたら風邪をひきます。
人間の体はそういう風に作られているのです。
僕が期待していたのは、このような悪条件の中でも、一言も文句を言うことなく、むしろ前向きに、ひたむきに練習に取り組む部員達の姿を新入生に見せることでした。
残念です。
2015年04月17日
おはようございます。
総体予選まであと8日。
今日も武蔵野陸上競技場での練習でした。

今日は昨日に引き続いて見学に来てくれた中長希望の男子1名と、初めて来る短距離希望の女子が1名見学に来てくれました。
入部届を既に提出したメンバーも含めて、中長メンバーは実際にSG4に参加しました。
走ることが好きだと言い、どうすれば足が速くなるか真剣に自分の限界に挑戦しようとしている子は自宅で何をすればいいですか?と聞いてきました。
今日集まってくれたメンバー全員が、同じ気持ちで取り組もうとしているのが伝わってきました。
あぁ、僕が求めていたのはこういうことだったんだ、と教えられました。
昨年よりもチームとして成長を遂げた僕たちのもとには、同じような気持ちの部員が集まってきます。
走るということは、楽しいだけではありません。
たくさんのつらいこと、自分の弱さと向かい合い、恐怖に立ち向かう勇気が必要となります。
それらと対峙するとき、大切なのは、それでもやっぱり走りたいという気持ちがあるかどうかだと思います。
3年後、君たちが手にするのは、
高校時代、陸上をやっていた、
真剣にやっていたという誇り。
2015年04月16日
おはようございます。
総体支部予選まであと9日。
今日は武蔵野陸上競技場での練習でした。

今日は新たに男子が二人見学に来てくれました。
見てもらったときに伝わる何かはきっと持っているので、いつも通り練習に集中するのみです。
総体支部予選に向けて3年生の集中力が凄まじいものになってきています。
調子もどんどん上がってきています。
今日は中長がポイント練、短距離は月曜日にMAX練が待っています。井の頭トラックという不利な状況な中、しっかりとイメージ通りに走ることができた時には大会でのベスト更新は確約されます。
調子が上がってきている分、体の方がついていけずに限界を迎えつつある部員もたくさんいます。
練習後のストレッチ、栄養補給にて傷ついた筋繊維を速やかに回復、入浴後のストレッチ、そしてマッサージ、良い練習と良い状態でスタートラインに立つことができるかどうかは綱渡りです。
最後の一瞬まで油断することなくやり遂げよう。

<練習ベスト更新者>
2000×3
渡辺(啓)、小宮山、
2000×2
渡辺(莉)
800×2
岩橋、水上
400×2
白石(初)58秒46
神田 72秒25

<セカンドベスト>
2000×3
横田

2015年04月15日
おはようございます。
新入生向けのおすすめランニングウォッチ変更しました→新入生向け陸上グッズリスト
2015年04月14日
おはようございます。
総体支部予選まであと11日。

今日は冷たい雨の降るなか、部員達はどの学校にも負けない熱い気持ちで練習に取り組みました。
こんな日の競技場に来るのは、本当に一握りの意識の高い学校だけです。
その中でも練習をフルにやりきるのは僕たちくらい。
濡れない体育館での練習よりも、濡れながらでもトラックで練習できる方が気持ちいい、そう感じることができるだけの成長がありました。
今日は新しく入部した1年男子部員と、体験に参加した1年女子も来ました。
競技場での第一歩。きっと忘れられない瞬間になると思います。
文字通り走り続ける3年間へようこそ。

<練習ベスト更新者>
2000
茅原
600
神田

<セカンドベスト>
3000
小宮山

<サードベスト>
2000
岩橋
2015年04月13日
おはようございます。
総体支部予選まであと12日。

今日は体験1日目でした。
生憎の雨。
部員達は貴重な練習を1日潰して臨みましたが、見学に来てくれた新入生に伝わるものとなったと思います。
明日はいよいよ競技場での練習となります。
天気だけ、何とかそのタイミングだけでも雨が止んでくれるように頼んでみます。
2015年04月11日
おはようございます。
総体支部予選まであと14日。

オリエンテーションキャンプから帰ってきました。
クラスHRを終わらせて教員の会議が始まる前に部活に顔を出しました。
伝えたいことがあったからです。
君たちの姿を見てくれている新入生がいたこと。
学校に活動場所がなくても、
文化祭などで活躍する場もなくても、
見てくれている人はいたよ、ということを伝えたかったのです。
競技場に通い続けた日々が報われる一言でした。
そんな一言を言ってくれた新入生に感謝です。
あとは、縁次第。
自分を変えたいと思っている人がたくさんいることを祈って、僕たちは僕たちらしくアピールしていきましょう。
2015年04月09日
おはようございます。
総体支部予選まであと16日。
今日は新入生歓迎会がありました。

ホールで陸上部のスライドショーが流れた時、やっぱり涙が止まりませんでした。
去年まで一緒にいたメンバーが、今はもういないのです。
3年間で鍛え上げられた体は、改めて見るとやはり迫力があります。
3年分の努力がそこに見えるのです。
自分がどんな関わり方をしたとしても、やはり涙が出てしまうことは避けられないようです。
それだけ、僕の心の深い部分に陸上部の存在があるのだと思います。
また今の2,3年生と、そして新しく入る1年生と陸上部でしか経験できない特別な時間を一緒に過ごしたいと思っています。
1年生には、友達が入るからとか、何となく楽しそうだからという理由で部活を決めるのではなく、しっかりと考えて決めてもらいたいと思います。
他の部活で輝くことができるのなら、他の部活で活躍してくれることを祈ります。
でも、僕たちは、僕たちしか経験できない特別なことをしている自負があります。
入ってきてくれた人に後悔はさせません。
たくさんつらい経験をするかもしれません、
泣くこともあるかもしれません、
でも、それ以上に、仲間たちと心を通じ合わせるたくさんの時間があり、
一緒に笑う時間で溢れていることだと思います。
なぜなら、僕が過ごした高校3年間は、そういう3年間だったからです。
勉強に、部活に本気で向き合いました。
そして迎えた高3の夏合宿、
あの経験がなければ、僕が大学4年間一生懸命勉強を独学で続け、教師1年目に英検1級を取ることも、その後15年間ひたすら勉強を続けることも、大切な人と恵まれた家庭を築くことも、1冊の本と出会ってここまで走り続けるようになることもなく、
そして何より、
長年打ち込んできた硬式テニス部顧問の座を退いてまで、陸上部の顧問になり、
今日、こうして陸上部のことを書いていたりすることもなかったと、断言できます。
たった3年間の煌めき、
青春の煌めきです。
これを心の底から経験できた人と、そうでない人が同じ人生を送ることはありえません。
僕の指導の原点はここにあり、
最終的に行きつくのは、
君たちが僕と同い年になった時に、
心の底から、「あぁ、今、幸せだ」と、そう感じられる人生を歩んでほしいという願いです。
明日から2日間、オリエンテーションキャンプです。
来週からの部活体験期間、たくさんの1年生が来てくれることを願います。
2015年04月08日
おはようございます。
総体支部予選まであと17日。
今日は雨のため、学校での練習となりました。
僕は今年、高1の担任となり、この時期は新入生につきっきりのため練習にもなかなか出られませんが、合間抜け出して様子を見に行くと、これまでの学校での練習とはまた違った意識で練習に取り組む部員達の姿がありました。
僕が与えられるのは、外からの刺激のみですが、今のこうした自分たちの気持ちを大切にしてほしいと思います。
自分で何をしたいのか、自分がどうなりたいのか、何を目指していくのかをはっきり決めることができたら、それは君たちの心の中でいつまでも燃え続ける炎となり、君たちが目標を達成するための大きな力となります。
自分がもともと速い足をもって生まれたかどうかは関係ないのです。自分が持っている力で、自分の最大限まで努力しているのだったら、たとえオリンピアンを目の前にしても、堂々としていればいいのです。
法政大学の駅伝部監督の坪田監督、日本陸連短距離部長の苅部先生を前にしたときでも、僕は自分が何をしてきたかを知っているし、何を成し遂げようとしているのかについても理解しているので、自分とは違う世界の人々だと決めつけて諦めるのではなく、一つでも多くのことを教えてもらって少しでも近づきたいという気持ちになります。
自分は弱い、才能にも恵まれていない、
そのことを認めるのはつらいことです。
でも、仕方ないのです。
自分が“Chosen One”(選ばれた人間)ではないということを認めたうえで、スタートする。
自分達が弱い、というところから始めないと、本当の意味での必死さや、何が何でも速くなってやるという強い気持ちは出てこないのです。
今の僕は、10年後の自分からしたら、何一つ満足にできない存在でしかないと思います。
逆に言えば、10年後の僕は、今の僕が想像もできないようなことをやり遂げているという自信があります。
そういう気持ちが自分の中にある、
そのことを知っているだけで、僕は誰を前にしても自分がぶれることはありません。
でも、その何倍もの自信を持って、君たちには可能性があると思っています。
心さえ変わることができれば、全てが変わります。
陸上だけでなく、今後の人生も大きく変わることでしょう。
そしてその歯車が動き出しているのを感じています。
今の君たちの部活に向かう姿勢なら、自分を変えたいと思っている人には必ず響くものが溢れています。
さぁ、明日はいよいよ新入生歓迎会です。
自信を持って、新たな出会いを紡ぎましょう。
Ask and it will be given to you. (求めよ、さらば与えられん)
2015年04月07日
おはようございます。
総体支部予選まであと18日。

今日から新しいスタートです。
かつて、雨だったら体育館が当たり前だったこの部活も、今では天気に関係なく競技場でできる日は競技場でやるようになりました。
こういう日は他校との差をつけるチャンスです。集中した練習ができました。
先日の春季大会は個々の結果以上に、一人ひとりが陸上と向き合ううえで大切な機会となりました。
みんなjoggerからracerにはなることができたでしょうか。
そしてその先のrunnerへ。
走ることが自分の人生にとってかけがえのないものとなるように。
レースがあるかどうかに左右されるのではなく、日々、自分が自分らしく生きていくために、その日の自分が精一杯生きているという証と走ることが繋がっていくことを願います。

<セカンドベスト>
1000×5
渡辺(莉)、冨沢、近藤

<サードベスト>
1000×2
岩橋
30
福井
2015年04月04日
おはようございます。
今日は春季大会2日目でした。
大会結果

これまではいつも春季ではなかなか結果が出ませんでしたが、今年のチームは違います。
試合へ臨む姿勢が変わり、チームで一丸となって努力する雰囲気が出てきました。そのことが今回の結果に繋がりました。
やはり陸上はチーム力。
走る時は一人、でもそこまで辿り着くための苦しい練習に限界まで打ち込めるかどうかはチームメートの雰囲気が大きく関わっています。
苦しいこともガンバローと明るく声かけできるチームは強くなります。
そして、そもそも何のためにそんなつらいことに挑戦しているのか、その理由をメンバー全員が理解できているチームはもっと強い。
僕が君たちのために何をしてくれるのかを期待するのではなく、君たちがチームのために何ができるのかを考えてほしい。
誰かが自分のために努力してくれることを期待してはいけないとはそういうことです。
努力は自分がするもの、助けがなくて当たり前、顧問が何もしてくれない部活なんていくらでもあるのです。
では、そういう部活は弱いか?そんなことはありません。一人一人が工夫してみんな努力しています。そういうチームは強い。
そしてそういう意識のあるチームに顧問がヘルプをしたらもっと強い。
僕が何かをするのを期待するのではなく、まず自分で何でもやること。その上で、僕からヘルプがあった時に初めて、あぁありがたいなぁという気持ちになるのです。
僕がタイムの速い部員のことばかり理解していると感じる部員もいるようですが、まずは自分自身について振り返ってください。
僕は与えられた信頼には信頼で返すし、人より努力している人のことはチームにとって大切な影響を与える人として扱います。たとえそれが、初心者であっても、怪我をしていたとしても関係ありません。僕の今までの行動をきちんと見ていてくれれば、それは必ず伝わるはずです。
僕が誰かのことを大切にしているなと感じたら、なぜ大切にしているのか、自分と何が違うのかをタイム以外の部分で比較してみてください。
もしかしたらその人は、僕に対して明確な目標を伝えて、そのために陸上を全力で取り組もうという姿勢がある人かもしれないし、僕の指導を受けたくて陸上部に入ってくれた人かもしれない。怪我して走れないつらさを悲観的になることなく、前向きに何をすればいいですか?と聞いてくる人かもしれない。食べたいものも我慢して、陸上に必要な栄養を考えて食事をし、前の晩から次の日の練習について気持ちの準備をしている人かもしれない。
そして僕はみんなにそういう姿勢で陸上に取り組んでもらいたいと思っている。なぜなら、そうすれば自ずとタイムは上がるからです。飯盛君が言っていました。誰でも飯盛にはなれると。僕が思う飯盛君と他の人の違いは、陸上に取り組む姿勢、最後まで自分のことを信じて努力ができるかどうか、そして僕のことを心から信頼できるかどうかです。タイムの速い人、そうでない人の差なんてたったそれだけのことなのです。
君たちはタイムを速くするために努力しています。
自分が才能を持っているのか、いないのか、そんなこと関係ありません。
あいつにできることが何で自分にはできないんだろう、どうしたらできるようになるんだろう、
負けたくない、
そういう強い気持ちがスタートです。
自分で選んで始めたことなのだから、いろいろと理由をつけて逃げてはいけません。なぜならそれは、今後の人生にも繋がるからです。
僕たちは走ることを通じて、自分に与えられたもので勝負すること、できないと言って逃げるのではなく、どうしたらできるようになるのか、最後まで工夫をする人間になるのです。
社会に出たら、与えられた役割を果たさなければいけません。でもいつだってそれが自分にとって都合のいいことばかりだとは限りません。自分の能力ではできないことだってある。でも逃げられないのです。
僕は今、この瞬間の君たちを通じて、その先の君たちを見ています。今、高校生としての君たちにとっては支障がないことでも、その先の人生で困ることになることならば注意します。なぜなら、世の中そんなに甘くないからです。
君たちの人生を決める面接はほんの一瞬で、やり直しも、誤魔化しも効かないからです。
陸上部をチームとして成長させようと一人一人が努力することと、自分がここでしかできない人間的成長をすることは繋がっています。
みんなに理解してもらわないといけないことならば、みんなの前で注意します。なぜならそれは個人の問題ではなく、みんなに考えてもらわないといけないことだからです。
僕の求めることは常にみんなの限界ギリギリです。頑張らなくても到達できてしまうようなことは求めません。
当たり前以上の努力をして初めて堂々と言えるようになるのです。
自分は陸上を専門的にやってきた、と。
スポーツ心理学には一流ですかゲームというものがある話をしました。
今、君は一流ですか?
自信を持って、はい、と答えられる人になろう。
新歓のムービーに込めた想いは、軽いものではないのです。

頂点を目指せ

大会の様子
2015年04月03日
おはようございます。
春季大会初日の結果です。

春初戦はなかなかタイムが出にくいものなのですが、冬期練習の方向性が間違っていなかったことを感じさせられる結果となりました。
努力したと簡単に言えるようなものは努力ではありません。
人に言えないほどの努力を影ながらした人であれば、結果はいずれ、自然と出てくるものです。
結果に一喜一憂せず、常に自分の可能性を信じて学び続ける日々にしましょう。
明日もたくさんのライバルたちが出場します。
テントでおしゃべりしているのではなく、他校のレースを積極的に見て、良いところをたくさん自分のものにしましょう。
2015年04月02日
おはようございます。
いよいよ明日から春季大会です。

チームが新しくなり、様々な新しいことに挑戦してきました。
努力は必ず報われる。
それが明日になるのか明後日になるかはわからないが、
努力をすれば必ず結果は出る。
誰かが自分のために努力してくれることを願ってはいけない。
こう話したハリルホジッチ監督は、一体どのような苦労をこれまで味わってきたのでしょうか。
自分ならまだまだできる、自分はこんなものじゃない、そう思う自分と、どんなに努力しても理想の自分に追いつかない絶望感。
結果が出ているときに努力することは誰でもできます。
努力しているのに結果が出ない、そんな時にも自分の成長を信じて、毎日決めたことを1つずつ継続できるかどうか。
自分達が目指していること、進んでいる方向性を信じて前へ一歩踏み出そう。
努力は必ず報われる。
それが明日になるか、明後日になるかは誰にもわからない。
2015年03月31日
おはようございます。
春季大会まであと3日。
いろいろと変化がありました。こうしたちょっとした変化がきっと大きな違いを生み出すのだと思います。
Every bit counts.
カールルイスが言った言葉です。
どんな小さなこともその一つ一つが重要であり、望む結果につながるリンクとなっているかもしれません。
小さな努力を積み重ねよう。
2015年03月30日
おはようございます。
春季大会まであと4日。
今日の練習も成長を感じられるものとなりました。
練習への入り方に対する集中力が上がり、全体での声掛けなども意識が芽生え始めています。それらが自然とお互いの切磋琢磨を生み出し、結果として個人のタイムが上がる。チーム力で上げる、そういうチームになるための最初の一歩が踏み出せていると思います。
ラダーでの動きを必ず家に帰ってからも確認すること。
動きに無駄がある人は走りでも出ています。
左右対称に筋力がついていないひとは筋力が弱い側と反対側に身体がぶれています。
弱い側のトレーニング回数を増やす、普段から意識して使うようにするなどの対策で1秒が削りだせるはずです。
自分の持っているもの、与えられたものでどこまで勝負できるか。どこに成長の余地があるのか、それを探ることがスポーツです。
人と比べて自分が劣っていることを嘆いていては前に進めません。与えられたもので勝負するのです。
自分が劣っていると思っている人ほど、そのことを言い訳にして努力をしません。そんなつまらない人生を今後80年続けていくのか、今この瞬間に生まれ変わって新たな人生を歩むのか。
人より与えられたものが多い人ほど、気持ちよく努力を続けます。
これでは両者の差は開く一方です。

ないものはない、
自分が与えられた、今持っているものでどこまで勝負できるのか、
自分にしか見えない自分の限界の先にある景色を見てみたい、
そのための一歩を踏み出すのです。

<トリプルメニュー、ベスト更新者>
5000、3000、1000
渡辺(啓)2→2→3
小宮山1→3→3
水上1→1→1

3000,2000,1000
冨沢3→0→2

2000,1200,800
岩橋2→1→1
神田初 8分01秒57→3分42秒82→2分03秒10

2015年03月28日
おはようございます。
春季大会まであと6日
今日も春日和な天候のもと、快適に練習できました。
寒く厳しかった冬が報われる瞬間です。
昨日から全体練習に組み込んだラダートレーニングも、客観的に確認しながら動きに活かしていきます。
全員が意図したとおりのフォームでできるようになったら、自然とタイムも上がっていると思います。更に全体できちんとできたら、見ている側にも圧倒的な印象を残すことができ、新たな部員のゲットにもつながることと思います。
それぞれが目的意識を持って、練習にきちんと取り組むことができています。部活、チームとしてのまとまり具合は歴代最高になっていくだろうと思われます。
今年のチームスローガンであるチーム力が段々と現実味を帯びてきました。
今日の短距離は各自調整でしたが、それぞれ課題を持って取り組めました。みんな良い練習をしています。長期の怪我で走れなかった岩崎さんも今日は痛みのない状態でジョグをすることができました。お医者さんでも治すことができなかった状態を、トレーニングで継続的に取り組むことができた結果です。怪我は自分が治すんだ、という意識とそれに見合う生活改善+顧問から出されるメニューをきちんとやりきることができれば、必ず治ります。
練習ではチームの状態が上向いていることを短距離ブロック長自ら証明してくれました。

<練習ベスト更新者>
200
木寺 27秒113
2015年03月27日
おはようございます。
春季大会まであと7日。
今日から最初にラダードリルを全体でやることにしました。
集合時間前に来ていた田中君に付き合ってもらい、硬式テニスの顧問だった頃に教えていたラダーの動きを、陸上用の動きに改良しながら準備をしました。
実際イメージしたとおり、それぞれの走っているときの課題がそのままラダーの動きにも反映されています。
逆に言えば、ラダーで動きをきちんと矯正することができれば走りの改善にもつながります。
更にバランスを整えることも目的にしているので、怪我の防止、効率よく進むフォームの確立にもつながります。
今日は教えるだけで終わってしまいましたが、明日からはマネージャーにやっているところを撮影してもらって、各自自分がイメージしているのと、実際に自分がどう動いているのかを確認してもらい、修正していってもらおうと思います。
走ることはタイムで結果がわかりますが、毎回走ってタイムを測ることだけでは速くなりません。一つ一つの動きを洗練させていく作業を積んでいくことで、タイムが速くなる理由付けをしていく。こういう練習をこういう狙いでやってきたから次の大会では必ずタイムは出るという自信をつけていく。
そういう練習になるようにねらいを持って取り組みましょう。

2000初
神田 8分29秒67

<セカンドベスト>
2000
近藤、岩橋、白石

<サードベスト>
2000
小宮山、水上
2015年03月26日
おはようございます。
春季競技会まであと8日。

今日も引き続きの晴天の中、昨日のオフを挟んで良い状態で練習することができました。
今日は他校の選手の話を引き合いにしながら、みんな同じ目標を持って努力していること、その中で自分を信じ、最後まで努力を続けられた人が勝つのだという話をしました。
僕たちが背中に背負っているSeize the dayという言葉は、その日をつかめという意味です。今日という日は2度とやってこない、今日の練習は人生で一回きり、今日の練習がきちんとできない人には明日はやってこない、そういう覚悟です。
練習していて苦しくなることがあります。明日の練習のことを考えたら、手を抜いてしまいます。でも、Seize the dayという言葉が刻まれている仲間の背中を見たら、頑張らないわけにはいかないのです。
退路を断たなければ前には進めない。
本気でやらなければ、見えてこないことばかりなのです。
今日が最後、全力で臨む、そういう気持ちで練習に臨んでいたら、1分、1秒が惜しくなり、焦りから仲間と口論になることだってあるはずです。他校の選手がそういう気持ちでお互いに厳しいことを言い合って頑張っている姿を見たことがあるはずです。
本気だからです。
そうやって本気と本気をぶつけあって、それでも一緒に居続けることで、本当の意味でのチームになっていくのです。
まずは、自分が本気になれ。
2015年03月25日
おはようございます。
多摩湖駅伝の公式結果が出ました→多摩湖駅伝公式結果
都駅伝の歴代区間記録作成しました→2014全国高校駅伝東京都予選結果参照
各種目歴代記録作成しました→トップページ下の方

岩橋さんが区間賞を獲り、三角さんが持っていた陸上部の区間記録を更新しました。
男子の方は、陸上部の区間記録を小宮山君が2位、白石君が3位と更新しました。
4人が持っている力が平均的に伸びている点ではチーム力は歴代最強と言えるかもしれません。

努力しても、努力してもなかなか前に進んでいる実感がない時こそ、自分を信じて前に進む時です。
毎日1cmずつしか前に進むことができなくても、それでも進み続けることを諦めなければ、気づくと結構進んでいるものです。
陸上部での練習の1日、1日を大切に。
自分の限界に挑戦できるのは、今だけです。
2015年03月24日
おはようございます。
今日は練習前に少しマネージャーの三浦さんと話をしました。
選手ではなく、サポートとして部活全体を献身的に見てくれている存在。
ある意味、僕の立場にも近いものがあるので、いろんなことがよく見えているので、客観的な意見がもらいたいときについつい頼ってしまいます。
陸上部になくてはならない存在です。

練習の方は、今日も引き続きモチベーション高く、意識高く練習することができました。
短距離の方は練習が順調に積めてきているので、課題点もはっきりしていて、一人ひとりが自主的に取り組むことで更に成長できると思います。
中・長は先日の駅伝のおかげでレースモードに一気に入ることができました。練習の面ではまだまだ戦える状態にはなっていませんが、新しいメンバーも入り、これから次第です。
新入生が入ってくるまでの時間ももうありません。
新たな可能性に満ちた陸上部の姿を見せましょう。

昨日の分
<練習ベスト更新者>
120 
田中、吉田

<セカンドベスト>
120
野村、福井、北川

<サードベスト>
木寺、須藤

今日の分
<練習ベスト更新者>
100
野村、田中
400
水上

<セカンドベスト>
400
冨沢、近藤、岩橋

1000
岩橋
2015年03月23日
おはようございます。
今日から新たな仲間が増えました。
全国大会を目指していた別競技からの転向で、1年に1回ロードレースにも出ていたそうで、強い選手も見てきています。チームにとっても新たな刺激となることを期待します。
そして、今日からまた新たな挑戦に向けてチームに約束事を作りました。僕の意図を十分理解した上で実践することができれば、結果は自ずとついてきます。
頂上に挑む日々を。
2015年03月21日
努力したことは何らかの形で返ってくる。
すぐに返ってくるときもあれば、時間がかかることもある。
今回、陸上の神様がくれたご褒美は、きっと部員たちの一生の財産となることと思います。
ただ、僕達は良いことが起きるのをいつまでも待っているわけにはいきません。自分たちの力でねらって取りにいけるようにならなければいけません。
自分が限界だと思っていたことの先にまだ行ける領域があると感じられたはずです。個人で入賞できる力をまずはつけること。その先に待つチームはもっともっと強くなるはずです。

今日は昨年卒業の岩井君、吉村さん、今年卒業の飯盛君、奥野君のチームも参戦し、5位と健闘しました。昨年卒業の都築君、今年卒業の三角さん、丸田さんも応援に来てくれました。法政高校陸上部の輪が広がり続けています。
先輩達ができたこと、
そして悔いを残したこと、
それら全てを引き継いで今の陸上部があります。

法政高校陸上部初
男女共に3位入賞
おめでとう
多摩湖駅伝の様子

多摩湖駅伝結果

男子7.242K
1区 横田 27分35秒
2区 渡辺 27分07秒
3区 白石 27分03秒
4区 小宮山 26分15秒
1時間48分00秒 3位入賞

女子2.407K
1区 冨沢 11分12秒
2区 渡辺 10分24秒
3区 近藤 10分42秒
4区 岩橋 9分21秒(法政女子記録更新)
41分39秒 3位入賞
2015年03月21日
おはようございます。
昨日は日付が変わる時間前まで仕事があったため、更新できませんでした。
今日は多摩湖駅伝です。
新チームになってから、去年まで経験した悔しい思いを2度と繰り返さないため、チームの絆、みんなで頑張れるチーム作りなど重点的に指導してきました。厳しく指導されることに戸惑いを覚えた部員達もたくさんいると思います。
なぜそう言われるのかよくわからない。
きっと、その答えが、今日の駅伝で走る選手たちは実感でき、応援している部員達は見ることができるのではないかと思っています。

井の頭競技場が工事で半年使えない中、学校から10K離れた済美山競技場まで通い続け、部員は頑張りました。
努力が全て報われるほど甘い競技ではありませんが、部員の頑張りを応援ください。
多摩湖駅伝詳細
2015年03月17日
おはようございます。
多摩湖駅伝まであと4日となりました。
今日は短距離のTTがありました。
冬の厳しい練習を乗り越え、遠い競技場まで通い続けるという環境にも負けずにやり続けた部員たちに陸上の神様からのご褒美なのでしょうか、晴天で春のような暖かさ、さらに無風の中で走ることができました。
昨日の話を受けて、部員たちの目つきも変わりました。
最初のミーティングで試合に向かう気持ちについてもう一度話をしました。
みんな真剣にTTに取り組みました。
自分がやってきたことが力となっていることを感じる者、
やっぱり努力が不足していたと痛感する者、
結果はそれぞれでしたが、どちらにしても大切なきっかけとなるTTであったことは変わりません。
気持ちを切らすことなく、シーズンまで走り続けよう。

多摩湖駅伝メンバー
男子7.242K
1区 横田
2区 渡辺(啓)
3区 白石
4区 小宮山

女子2.407K
1区 冨沢
2区 渡辺(莉)
3区 近藤
4区 岩橋

100TT
木寺13秒22(セカンドベスト)
須藤13秒69
保谷14秒60
福井14秒68
北川15秒63
野村11秒67(サードベスト)
田中12秒18
吉田12秒61(PB更新)

200TT
木寺27秒35(セカンドベスト)
北川32秒50(PB更新)
野村24秒08(PB更新)
田中25秒80(PB更新)
吉田26秒87(PB更新)

駅伝選考会
3000
岩橋11分32秒30(セカンドベスト)

<練習ベスト更新者>
1200BUP
白石

<サードベスト>
5000BUP
横田、小宮山
2015年03月16日
おはようございます。
今日は駅伝選考会でした。
冒頭のミーティングで丸田さんからもらった手紙に書かれていたことで、駅伝について書いてあった部分に少し触れました。
気持ちを入れて臨んでもらったつもりですが、それでも自分に負けてしまっている部員が多く、更に問題なのはそのことをあとで振り返って悔しさを見せている部員が少なかったことです。
陸上は誰が一番速いのかを競う競技です。自分の持っている限界を言い訳にせず、同じ土俵で勝負できるかどうか。自分にさえ負けてしまっている時点で勝負になるはずがありません。そんな自分に憤りを覚え、悔しいと心の底から思うことからしかスタートできないのです。
そういう辛さを乗り越えた先に、新しい自分が待っていて、誇れる自分に近づいていけるのです。

5000TT
小宮山18分02秒69
白石18分31秒55
横田18分42秒80
ひろと19分59秒73

3000TT
渡辺12分57秒77
近藤13分39秒46
冨沢13分45秒81
2015年03月13日
おはようございます。
多摩湖駅伝まであと8日。
明日は卒業式です。
今日は予行を行いました。
予行の間中、いろんなことを考えていました。
伝えたいことの全てを伝えるには3年間は短すぎます。
それでも陸上部の部員とは、部活動を通じてたくさんの時間を共に過ごすことができました。
直接話をしていようと、遠くからただ見ているだけだろうと、
僕は部員のことを見続けてきました。
伝えなければならないタイミングで伝えなくてはいけないことを言えなかった甘さも正直ありました。
今思えば、部員のためだと思えばこそ、もっと鬼にならなければならなかったのだと痛感しています。
3年間かけても伝わらなかったことの方が多く、僕がいないところでも自然と正しいことをできるような人間にはすることができなかったのかもしれません。
今わからなくても、心のどこかに残っていてくれることを祈ります。
僕は小さいころ、世界で一番不幸な子供だと自分のことを思っていました。だからこそ、幸せになりたいという気持ちは人一倍強く、そのための決断や、努力を続けてきました。
たまに感じることがあります。みんなは幸せすぎて、幸せというものが常に用意されているものだと勘違いしてしまっているのではないかと。
幸せになることはそんなに簡単なことではありません。
自分の努力、信念、そして素敵なパートナーと出会い、認めてもらえるだけの自分であるかどうか。
僕は自分が関わったすべての生徒に幸せになってもらいたいと思っています。
そのために必要な物ごとに対する姿勢、考え方を授業や部活動を通じて伝えています。
どこかでふとした瞬間に思い出してくれたら幸いです。
あのとき、そう言えば先生あんなこと言ってたな、と。
2015年03月12日
おはようございます。
多摩湖駅伝まであと9日。
今日は高3の飯盛君、奥野君、谷川さん、丸田さんが来てくれました。
部員達も久しぶりの3年生の登場に自然とモチベーションがアップ。中長ブロックは、3年生にペーサーをしてもらい走ったおかげで結果にも反映しました。丸田さん、谷川さんはトラックで走るのが久しぶりということで、走って気持ちよかったということを口々に言っていました。そして練習後は自然とトレーニングとストレッチを一緒にやっていました。この一連の流れがやらされているものではなく、自らの意志で3年間継続してきたことの表れだと思います。
3年生が来てくれたから楽しく走れたのではなく、
走ることを楽しむ人がいたから楽しいと感じるのです。
やらされるのではなく、自らの意志で練習、トレーニング、ストレッチに取り組むようになれば、それぞれの質が上がり、それはやがて結果にもつながり、寝る前に歯を磨かないと気持ち悪いと感じるのと同様に、それらは習慣となります。
走ることは生きること、
自分らしく生き続けるために必要なこと。

<練習ベスト更新者>
AT5000
冨沢

<セカンドベスト>
AT5000
小宮山、近藤

<サードベスト>
AT5000
岩橋
2015年03月10日
おはようございます。
多摩湖駅伝まであと11日。
今日は大荒れの天候の中、試合を意識して取り組むことができました。
チームとして戦うという気持ちも徐々に高まってきています。
冬の間に課題としたチームの絆作り、同じ方向を目指していくという部分もわずかずつではありますが、形になりつつあると感じています。
君たちの代が法政高校陸上部の土台を固めてくれる代となることを期待しています。

高3の卒業論文発表会1日目が行われました。
陸上部から飯盛君、齋藤さんが発表しました。齋藤さんは僕のスポーツ心理学ゼミで論文を書いているので、英語論文となります。是非ご覧ください→卒業論文

<練習ベスト更新者>
30
野村、吉田、北川
100
野村

<セカンドベスト>
60
田中、北川
100
田中

<サードベスト>
30
福井
60
野村
100
吉田
2015年03月09日
おはようございます。
多摩湖駅伝まであと12日。
今日は中・長はGrade4でした。
合計で20K走るこのメニュー、体のバランス、脚力、精神力、いろいろな力が試されます。
長かった冬が終わり、春が訪れようとしていることを気温だけでなく、部員達の走りからも感じます。
冬の間眠っていた力が一気に目覚めようとしています。春の訪れは冬にコツコツと努力を積むことができた人ほど、大きく感じているはずです。
努力は必ず報われます。
練習はすればするほど記録は伸びます。
ただそれだけの練習をこなせるだけの体を作っていかなければ、途中で怪我をして断念せざるを得なくなります。
どんな練習にも耐えられるだけの体を作っていきましょう。
身体を作るのは、トレーニングと栄養です。
栄養だけきちんと取っていても、トレーニングをしなければそれは筋肉には使われません。
トレーニングだけしっかりしていても、栄養がなければ、傷ついた筋肉繊維はネクローシス(細胞死)していきます。
陸上用に鍛え上げた体はただ立っているだけでも美しさがあります。
走らなくても見るだけでその人の努力は伝わってきます。
1年生が入ってくるまでに上級生としてふさわしい食生活、そしてトレーニングの習慣をつけましょう。きっと後輩たちにも伝わるものになるはずです。
多摩湖駅伝のエントリーが届きました。メンバーは申込時のもので、今後の練習および選考会の結果で変えていきます。



<Grade 4達成者>
横田、小宮山、渡辺(啓)、渡辺(莉)

<練習ベスト更新者>
30
田中、吉田

<セカンドベスト>
30
野村
60、100
吉田
2015年03月06日
おはようございます。
多摩湖駅伝まであと15日。
今日からは春の大会に向けて気持ちを切り替えて練習しましょう。
やる気は伝染します。無気力も伝染します。ネガティブ思考に陥ることなく、ポジティブに。自信のある人ほど成功する確率は高くなる。この冬、井の頭が使えなくなって済美まで足を運び続けたことは体の中に力として残っています。春の集中練習で一気に目覚めさせればきっと記録を超えることができます。自信を持って本気で取り組みましょう。
今日は気温も温かく、日中の練習ということで気持ちよく練習することができました。試験明けで体が動かなかった部分もあるでしょうが、自信につながる練習になったことと思います。
今日は細かなことに対する意識の向け方について注意をしました。
細かなことに気づくことができれば、
そうした細かなことを大事にすることができれば、
行動が大きく変わり、
結果も変わります。
僕たちにできること、
僕たちだからこそ気づくことができること、
そういうものがたくさんあるチームにしていきましょう。
練習中はとにかく集中。
練習後はきちんと仲間とコミュニケーションをとる。
そういうメリハリを、
言葉で言わなくても入ってきた新入生が感じ取ってしまうくらい確立したものに、
法政高校陸上部ってこういうチームなんだと伝わるものになるように作っていきましょう。
練習が遊びにならないように、
弱い心が伝染してしまわないように、
練習中はとにかく自分の体に意識を向け、
最後のストレッチまで指先にまで神経が行きわたるように行いましょう。
全部終わったら、しっかりリラックス。仲間と良い一日が送れたことを、その達成感を分かち合いましょう。
2015年03月01日
おはようございます。
3年生が武蔵野駅伝に出た報告をしてくれました。
走ることが大好きな3年生たち、今度は多摩湖駅伝で会えるそうです。






2015年02月24日
おはようございます。
試験前の勉強期間中です。
勉強と陸上はとても似ていると思います。
僕は海外に留学に行くことなく、特殊な塾などに通うこともなく、自分で勉強して英検1級を取得しました。
コツはあるのか?と言われると、あります。
それは毎朝通学時間中に夜の間に録音しておいたNHKのラジオ講座を聞くことだったり
電車の中で単語を覚え、昼休みに確認をして、夜に確認テストをして、朝起きたら昨日の範囲をもう一度見直すことだったり
授業で習った英文を実際の場面ではどのように使うのか想像しながら何度も繰り返し暗誦しながら授業を受けたり
ハリーポッターの原作を読んだり
洋画をたくさん見たり
それぞれの取り組み自体は5分とか10分とか集中力が持続するだけの時間で終わるものだけれど
それを毎日継続できるのが自分の強みだと思うし、自分が天才ではない証拠だと思う。
毎朝5時半に起床して10Kジョグすること、決まった量のトレーニングをすること、
これ自体は1日ならどんな人にでもできることだと思うけど、
それを毎日継続できるかどうかは自分が1回しかないこの人生で何を成し遂げたいのか、自分がどうありたいと思うのかということだと思います。
目標を持った毎日を。
SEIZE THE DAY
2015年02月21日
おはようございます。
今日で試験前最後の練習です。
今日は高橋さんが1年生を引っ張りに来てくれました。おかげで1年生のモチベーションもあがり、最後は高橋さんを置き去りにしていました。憧れの先輩に追いつける経験は他の練習では得られない大きな自信となったことと思います。自分たちも練習をしっかり積んでいけば、きっと12分を切ることができる、そう感じてもらえたのではないでしょうか。
試験明けには、いよいよ3年生にとっては最後のトラックシーズンが始まります。2年生にとっても最後の新人戦へと向かうシーズンになります。法政の名を背負って走る覚悟はできているでしょうか。
歴代の先輩たちが背負ってきたもの、法政の名を背負う以上、支部の大会で負けるわけにはいかないというプライド。そういう気持ちで日々過ごせてこれたかが何よりも大切です。最初から自分なりには頑張ったと胸を張るところで終わるのではなく、勝負を意識して、勝てない相手がいることを納得できない自分がいる。相手も同じ高校生。自分の何が足りないのか。どうすれば勝てるのか。その追求をやめてしまったら、陸上でしか得られない経験はできません。
とにかく日々精一杯生きること。後悔しない毎日を。SEIZE THE DAY.

<練習ベスト更新者>
2000&1000&600
茅原
3000
冨沢

<セカンドベスト>
2000
岩橋、渡辺(莉)、冨沢、
1200
岩橋
1000
冨沢
800
岩橋

<サードベスト>
5000
渡辺(啓)
3000
近藤
1000
冨沢
2015年02月20日
おはようございます。
今日は高3の丸田さんと高橋さんが部活に来てくれました。二人とも11月の駅伝以来です。たまたま今日見た夢に丸田さんたちが出てきていたので、誰よりも僕がびっくりしました。久しぶりにどうしているのか連絡取ろうかなと思っていたところだったので。不思議なことはあるものです。
高橋さんと丸田さんは勉強との両立で駅伝前に部活に来ることができなくなり、朝5時半に起きて練習を継続した仲間です。僕が朝起きた時に連絡を取る生活は2カ月近く続きました。そのおかげで僕も練習を継続することができ、11月の自己ベスト更新につながりました。
一人では決してできなかったことです。
仲間がいるからこそできることです。
そういう仲間に恵まれて、僕は幸せです。
どんな難しい状況が目の前にあっても、それを乗り越える仲間が一緒にいれば、それはもはややりがいのある挑戦でしかありません。
高校3年間を二言で表すとしたら駅伝と勉強だったと二人は話していました。
うれしい限りです。
2015年02月19日
おはようございます。
試験1週間前まであと3回の練習です。
前回チームで話し合ったことを形式的なものにしてしまうのではなく、むしろ形以上に心が見えるものとなるように一人ひとりがチームに関わっている、貢献している、なくてはならない存在なのだという自覚と責任を持っていきましょう。結局はそういうことなのだと思います。
もし、自分がいなかったらチームが練習できない、自分の立場がそういうものだと自覚していれば、何かしらの予定を立てるときにもまず部活の予定が優先になります。自分が部活に所属しているだけで、そこに自分がいなければならない責任を持っていなければ、自分だけの都合で予定を立てることになります。でも、それでは部活動は成立しません。成立しないということをこの1年で学んできたはずです。
3月21日には多摩湖駅伝。あと1ヶ月でしっかりチームとして戦える状態にしていきましょう。
2015年02月17日
おはようございます。
今日はまず学習会をしました。
トレーニングの原則について学び、そのあと全日本バレー女子チームのビデオを見ながら、チームとは何か、先輩と後輩の役割、絆などについて学びました。
今後の部活動に活かしてもらいたいと思います。
2015年02月14日
おはようございます。
昨日よりも温かい環境の中で練習できました。
短距離はTTでしたが、怪我人が多く、機会を活かしきれませんでした。
今年の冬は井の頭公園が工事で使えないことなど例年とは違うこともありますが、そうした一見マイナスに思えること一つ一つにも何か意味があるはずです。マイナスがプラスになるように、自分は何なのかしっかりと定義づけをして、やるべきことを見失わないように、常に何か月も先を見越して計画を立てられるように、そして競技場で練習できる1秒を絶対に無駄にしないよう意識して行動しましょう。
君たちは1秒を争う競技をしています。
普段から1秒も無駄にしない、勉強する、トレーニングをする、知識を身につける、栄養を取る、休養を取る、ダラダラ過ごす時間が1秒もできないように、時間がもったいない、という気持ちを常に持って、1秒を輝かせましょう。
2015年02月13日
おはようございます。
練習が続けてできるとやはり気持ちが違います。今日は中長はジョグ、短距離は明日のTTに向けて動きの確認です。
明日は久しぶりに武蔵野で練習できるか、午後温かい晴天のもとTTできたら最高です。
今日は本当に寒い日でした。また風が強く、厳しさがありましたが、部員達は徐々に自信を取り戻しつつあります。
自分をどう定義するか、そこからのスタートです。
自分はファイナリスト。そう自分に言い聞かせた時から、自然とファイナリストらしい生活になります。
部活だけでなく、学校でも、家でも、そういう自覚を持って過ごせる人が一番速くなるのです。
2015年02月12日
おはようございます。
この前の寒さを体験していると、今日は温かくさえ感じました。
短距離、中・長ともにきついメニューでしたが、気持ちが後ろ向きになることなく練習することができました。
学年末試験前のオフに入ってしまう前に、何とか春の大会シーズンに向けてしっかりと戦える状態を一度作りたいと思っています。
中・長はその前に多摩湖駅伝も待っています。OB/OGチームも参戦するようです。成長した姿を見せられるように頑張りましょう。

<セカンドベスト>
300
野村、田中、吉田、福井、保谷
2015年02月10日
おはようございます。
今日は春から新入生となる可能性のある子達の受験でした。
前回の推薦入試でも陸上経験者、もしくは高校に入ったら陸上部に入りたいという生徒が合格しています。
毎年、この時期は春が待ち遠しいものです。
1年生は2年生に、
2年生は3年生になります。
君たちの姿を見て、憧れを抱いて、新入生が入ってきます。
持ちタイムではなく、陸上に対する向き合い方で、新入生を圧倒できるようにプライドを持って今日と明日を過ごしましょう。
そうやって背負うものができることで、君たちは確実に変わることができるし、強くなれるはずです。
2015年02月09日
おはようございます。
今日の寒さは尋常ではありませんでした。
呼吸するだけで凍ります。
そんな中、日が暮れても練習をしていたのは僕たちだけでした。
このわずかな差がきっと春に花を咲かすことを祈っています。
今日は短距離はMax練、中・長はGrade 4という鬼メニューでした。
どちらも好調を取り戻すきっかけとなる練習となりました。

<Grade 4達成者>
 渡辺(啓)、岩橋、近藤

<セカンドベスト>
100
吉田
200
田中

<サードベスト>
100
北川
200
吉田
2015年02月07日
おはようございます。
武蔵野競技場でしっかりと練習することができました。
部員も春の大会に向けて気持ちを高めてきています。
2カ月でできることは本当にわずかです。
時間がないという危機感を持って、その中で自分にできる最高のことをやっていきましょう。

<練習ベスト更新者>
250
田中、北川、保谷

<セカンドベスト>
3200Pace
岩橋


<サードベスト>
250
木寺
10000Pace
渡辺(啓)
2015年02月06日
おはようございます。
明日は学力試験、そしてそのあと部活です。
学力試験は日頃からきちんと勉強する習慣がついているかを確認するテストです。
高校生はみな同じ3年間という時間を過ごしていますが、一日一日をどれだけ大事に過ごしているかでその密度は大きく変わってきます。
勉強だけでも、部活だけでもだめです。
朝起きた瞬間から、その時やるべきことを面倒くさがらずに、誠実に、心を込めて、そして楽しんでやることができるかどうか。そんな高校生はめったにいません。だからこそ、そういう自分になることで本当の意味で自分に自信を持つことができるのではないでしょうか。
自分しかできないことを今、自分がやっているという自覚が芽生えれば、朝目覚めることが楽しみになり、夜は次の日を楽しみにして眠るようになります。そうした日々の繰り返しは、君たち自身を内側から変えていき、やがてそれは外見にも見られるようになります。
アメリカの研究でも、夢を持ち、子供の頃の気持ちのまま毎日を過ごすことで老化を防ぎ、いつまでも若くいられることが証明されています。
明日一日全力を尽くせるように。
学力試験も、その後の部活も楽しみだと感じられるだけの準備をしっかりしましょう。
2015年02月05日
おはようございます。
満足に走ることができないから何もしないのではなく、
おいしいと感じながらゆっくり栄養のあるものを食べ、
勉強の合間の時間にトレーニングをして、
お風呂上りにはストレッチを徹底しましょう。
土曜の午後が調整ではなく、挑戦できる時間となるように。
2015年02月04日
おはようございます。
今日は武蔵野陸上競技場での練習です。
武蔵野が使えるのは本当にありがたいことです。この前の練習で体に刺激も入れられたので、今日の練習ではみんなもう一段階前に進めることを期待します。
今日は短距離も、中・長もスピードを出す体にしていく反復メニューでした。今後の本格的なスピード練に向けて良い練習となりました。

<練習ベスト更新者>
400×20
小宮山
2015年02月03日
おはようございます。
今日一日、自分のコンディションを最適にするための自主練はできましたか?
明日の練習が楽しみだ、
明日はしっかり攻めよう、
そう思える準備をしましょう。
2015年02月02日
おはようございます。
今日は最高の天気でした。
気温は寒いのですが、日差しがポカポカ当たって、久しぶりに春を感じました。
部員達も久しぶりにきちんと練習ができました。筋肉が衰えてしまっていて、気持ちはみな高まっているようですが、体がそのイメージにこたえてくれなかったようです。やはり継続してスピードも入れていかないとだめです。
2月は去年の秋ぐらいの状態には戻していくことができるように一人ひとりしっかり自分でイメージを作って取り組みましょう。
まずは、明日。
今日の練習に負けない自主練をしてください。

<セカンドベスト>
150
野村、田中、保谷
AT5000
岩橋

<サードベスト>
AT5000
冨沢
2015年02月01日
おはようございます。
今日は中学校入試ですが、僕は中2の東京駅伝の引率に味の素スタジアムに行きました。
東京中のチームが集まりました。中学生ながら壮観でした。東京駅伝は陸上部の大会ではなく、全ての部活を対象とした大会のため、当日は一切の試合などを入れてはいけないという申し合わせがあります。代表選手に選ばれているのも、バスケ部、サッカー部、バトミントン部と様々です。中学生のひたむきな走る姿に寒さに負けない熱いものを受け取りました。
来週が本番ですが、三鷹市の健闘を祈ります。
明日は久しぶりに本拠地、武蔵野陸上競技場での練習です。
練習用ファイル初代が任期を終えたので、2代目を作りました。
最高の練習になるように、今から楽しみです。
2015年01月31日
おはようございます。
今日は昨日のこともあったので、しっかりと気持ちを切り替えて練習に取り組んでもらいたいという気持ちもあったのですが、家庭の事情により自主練へと変更にしました。
今日で1月が終わります。明日から2月。新たなスタートを切るつもりで各自できることを全力で取り組んでください。
2015年01月30日
おはようございます。
昨日の学習会を欠席した部員のことで、全体で注意をする場を設けました。
ミスは誰でもするものです。
だからと言って、ミスをしていいという世界はありません。ミスをしたときに、自分の側にどんな気持ちの甘えがあったのか、全体に対して、チームに対して負っている責任を自覚できていたのか、足りなかった部分を必死に探さなければ、ミスから生まれるものは何もありません。
また、ミスをしたときにはきちんと謝らなければなりません。
きちんと謝るということは、自分の立場で物事を考えるのではなく、相手の立場になって物事を見つめなおし、どんな想いをさせたのか、どんな言葉を使えば相手に自分の反省の気持ちが伝わるのか、どこで、いつ、謝るのが適切なのかを考え、実行することです。
決してライン上ですみませんでしたと伝えればいいというわけではありません。
今回のことは取るに足らない小さなことかもしれません。でも、僕たちが目指している強くなる道は、そうした小さなことを積み重ねていくこと(marginal gains)です。学習会は終わっているかもしれない、でも、確認しようという気持ちがなかったこと、その裏には必修選択の抽選が上手くいかなかったことなどに対する自分の気持ちを優先した何かが働いていたはずです。でも、更にその裏には、何日も前から学校での練習をもっと意義のあるものにはできないか、競技場で練習できないときの繋ぎではなく、学校でしかできないきちんとしたことをやりたいという僕の気持ち、そしてその上での計画がありました。
1年生は4時から待ち続けました。中には5時15分には帰らなければいけないということで、結局何もせずに帰ることになった部員もいます。高2の抽選は5時過ぎまで続きました。そのことは避けられないことだったので、結果としては仕方ありません。もし、6時まで続いていたのだとしたら、それはそれで待った側にも必要な時間だったと言うことはできます。
僕たちが陸上という個人競技スポーツの中で、敢えてチーム力をスローガンにしている以上、自分がつらいときこそ、仲間の気持ちに思いを馳せることができるようにならなければいけません。なぜなら、それが僕たちの強みになるからです。
僕はまだ諦めていません。去年を越えるチームを作ることが必ずできるはず、そう思って、それを実現するための確実な方法を探しています。
一つ確かなことは、去年までと同じ方法では去年を越えるチームにはなりません。僕たちは新たな強みを作っていかなければいけないのです。
安心させるチームでは強くなりません。常に少しばかりの不安感、緊張が強くなるためには必要です。
人が頑張らなくてはいけないと思うとき、その根底には必ずちょっとした不安が存在するからです。
強いチームを。
2015年01月29日
おはようございます。
今日は学校での練習でした。学校での練習も、学校でしかできないことを行うことで強みにしていきたいと思います。
今日は学習会を行いましたが、高2の集会からそのあとの問題の影響でスタートが遅くなったので内容を変更して行いました。
昨日の夜から企画していたことがありましたが、できなかったことは残念です。
部員一人ひとりに自分たちの行動が全体に影響を及ぼしているのだという自覚をしっかり持ってもらいたいと思います。
2015年01月26日
おはようございます。
怪我の対策を実践している部員から効果が出たと報告されました。自分のことのようにうれしいです。
走ることができないということと、練習ができないということは次元が違う問題です。
走ることができなくても、練習することができることは自信につながります。
なぜなら、練習することができることで今の自分より一歩先の自分に出会うことができるからです。1歩でも、1ミリでも昨日より前に進んだ自分でありたい。そのためにしなければならないことが見えていて、面倒くさがらずにそういうことに取り組む自分になりましょう。

春の大会まであと2カ月です。春になれば新入生も見に来ます。自分が走りでどうなっていたいか、どんな走りをしたいか、何を伝えたいか明確にイメージを持ちながらその自分に一歩でも近づけるように毎日を過ごしましょう。
2015年01月24日
2月の練習メニュー
おはようございます。
入試、英検と続きました。やっと練習できます。
推薦入試では陸上に興味がある受験生がたくさん合格しました。いよいよ1年生も上級生として後輩に何を伝えられる先輩になりたいのか明確に意識を持ち、行動していく時期に入ります。
走ることと向き合うこと、チームを作ること、そして怪我の克服と取り組んできましたが、これからは陸上部員としての誇りを持った行動ということも指導していこうと思います。
校則違反の茶髪、化粧など論外です。
高校生だけに与えられた一つの目標にひたすら向かっていくことを本気で実践していきましょう。
今日はそれぞれのブロック、そしてその中でも状態によって分かれての練習となりました。怪我に悩んでいた部員達も少しずつ進む方向が見えてきた感じがします。ジョグで井の頭トラックを通りましたが、工事の終了期間が3月末に縮まっていました。
長かった冬から春に向けて少し光がさしてきた感じがしました。
2015年01月21日
おはようございます。
今日から3日間は、自分たちで小さな目標を立てて、その達成のために努力をする期間になります。次の練習の時にどんな状態の自分がいるか、明確なイメージを持って、そのイメージに近づけるようにできることを頑張りましょう。
今日、不思議な体験をしました。ご覧ください→顧問の練習1月21日参照
そして明日は法政高校推薦入試です。素晴らしい出会いがあることを願っています。
2015年01月20日
おはようございます。
済美競技場での練習2日目です。
現在の一番の課題は怪我をしている部員をいかに怪我から復帰させるかです。練習メニューの調整だけではモチベーションを保つのが難しく、レジスタンストレーニングを負荷が軽く、毎日継続できるプログラムを組むこと、ストレッチおよび正しいフォームを身につけることで回復させることをポイントにしています。怪我をしたまま春を迎えることがないように、2月には新しい自分でスタートがきれるように取り組ませたいと思います。
昨日の練習で怪我をしている部員にポイントを教え、その通り実践していく中で少しずつ改善の兆しが見えてきているところです。きっときちんと走れる日は来ます。頑張りましょう。
今日は齋藤さんが自分の教えているPST(スポーツ心理学)ゼミの卒業論文作成のため、実験データを取りに来ていました。良い論文ができることを祈っています。
また3日間練習が空いてしまいます。走るということだけにとどまらず、自分の体全体を使ってできることをしっかり取り組み、次の練習に備えましょう。
2015年01月19日
おはようございます。
今日から部活がまた始まります。行事が間に挟まって不定期になりましたが、久しぶりにみんなと会えるのは楽しみです。
昨年夏に法政中高のホームページのほうに陸上部について紹介文を書いてほしいと依頼を受けて書いたことがありましたが、今回またお話をいただいたので、書きました。ご覧ください→法政中高コミュニティーページ
2015年01月09日
おはようございます。
今日、齋藤さんと卒論の打ち合わせの際、陸上部の引退式DVDを見せました。
夏以来、顧問として接する機会がありませんでした。
誰よりも多くの涙を流して見ていました。
3年分の想い、陸上部での思い出、伝わりました。
大切な息子たち、娘たちの引退です。
そして今後は、一生続く関係となることを願っています。
法政大学高校陸上部OB/OGには卒業がありません。

2015年01月08日
おはようございます。
今日は快晴のもと、武蔵野陸上競技場での練習でした。
冬の練習でもしっかり力を出すことができることを確認できるものとなりました。

<練習ベスト更新者>
100
田中
200
吉田

<セカンドベスト>
100
吉田
5000AT
小宮山

<サードベスト>
100
野村
5000AT
横田
2015年01月07日
おはようございます。
今日は陸上競技場を使うことができませんでした。
近くの武蔵野中央公園での練習。
中長は東伏見の自分の自宅付近のコースをジョグしました。
結局楽しい練習で終わってしまいましたが、明日からの練習に備えてこういう日も大切です。
冬をオフだと思わず、自分を高め続けられる一日一日にできるように明日からまた集中して取り組みましょう。
2015年01月06日
おはようございます。
法政高校陸上部2015年始動です。
高尾山トレイル初詣に行きました→高尾山トレイル初詣の様子
去年は稲荷山コースで行きましたがすれ違いが難しかったので今年は1号路を使いました。勾配がきつくふくらはぎに負荷がかかりっぱなしできつかったですが、距離的には物足りない感じでした。ゆっくり登って50分ほどで高尾山山頂に到着し、そこから陣馬山方面に向かいましたが、泥で進めない状態になっていたことと、小雨もパラついている中で、頂上で待機しているメンバーのことも心配だったため一丁平で戻ることにしました。その後、合流し、お昼を食べて、改めてみんなで薬王院にお詣りしました。生憎の天気で全体の集合写真を撮ることができなかったことは悔いが残りますが、いつもと同じメンバーで、いつもとは違う時間を共有することができました。
泥だらけになったシューズは紐を外し、インソールを出して、本体とそれぞれ別々に洗濯用洗剤で洗うといいです。お風呂のタイルを洗うようなブラシでゴシゴシやるときれいになります。乾かし方だけ気を付けて、紫外線はメッシュ部分を痛めるので、基本、日陰干しで乾かしてください。大事なシューズは定期的に洗ってあげると、愛着が増します。
2015年01月05日
おはようございます。
明日は予定通り高尾山に行こうと思います。
雨が降っても大丈夫なように、それぞれしっかり準備をしてきてください。
予定では、高尾山→陣馬山のジョギンググループグループと、高尾山までのジョギンググループ、高尾山までのウォーキンググループ、それぞれ終わった後に山頂付近もしくは薬師寺付近で食事をとり、初詣をして下山という形にしようと思います。
荷物を持ってのランニングになるので、走りやすい工夫をしてください。
2015年01月04日
おはようございます。
昨日、一昨日の箱根駅伝は凄かったですね。
大東文化大学も無事、シード権を獲得しました。
学連で法政の佐野君がメンバーに入っていたので、復路で出ることを期待していましたが、それも叶わず、法政のいない箱根となりました。今年は予選会を通ることを心から応援しています。
部活はいよいよ明後日からですが、天気の方が心配です。
今のところ曇りのち雨の予報となっているので、状況次第では6日と7日の入れ替えや、順延などがあり得ます。
朝の段階で降っていなくて、小雨ですみそうな場合は決行します。前日からの予報で雨が確実で結構降りそうな場合は、7日に変更します。
どちらにせよ、山の天気は悪い方で考えた方がいいので、寒い中、更に雨となっても大丈夫なようにレインウェアと折り畳み傘を用意しておいてください。怪我をしていて歩くのもよくない状態の人はケーブルで上に上がって待っていてもらいます。その他のメンバーでジョグができないメンバーは歩いて高尾山頂上まで行きます。走れるメンバーは高尾山からさらに陣馬山を目指そうと思います。走りやすい格好、リュック、その上で急な天候変化で寒くなった時に低体温症にならないようなウェア、ネックウォーマー、手袋なども準備しておきましょう。その他、ドリンクなど必要なものを各自ピックアップしておいてください。
2015年01月01日
あけましておめでとうございます。
本年も法政大学高校陸上部をよろしくお願い申し上げます。
今日からホームページも新しく2015年版となりました。
また新しい歴史を現2年生、1年生、そして春に入ってくる新入生とともに作っていきたいと思います。
そして今日はニューイヤー駅伝、明日からは箱根駅伝が始まります。
どのチームも、どの選手も、勝ちたい気持ちは変わりません。
かけてきているものの重みも変わりません。
勝つチームには勝つだけの理由があり、負けたチームにもそれぞれの想いがあります。
陸上をやっている人間だからこそわかることがあると思います。
去年とはまた違った見方ができるはずです。
是非、見てください。

今年の新年を自分は中・高時代からの親友と迎えました→顧問の日誌
彼がドイツのオーケストラで首席奏者であったこともあり、最後はジルベスタコンサートを見ながらカウントダウンをしました。
2014年に思い残すことはないか、
また来年、更に成長した自分たちになってまたこの日に会おうと約束しながら迎えた新年でした。
高校の親友は一生の友。
例え一年に一回しか会えなくても、常に心は傍にいる。
ひとたび会えば、昨日まで一緒だったかのように、いつだってあの頃に戻ることができる。
そういう心の結びつきは、共に戦ってきたことの証。

離れていても心は一つ。



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